令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。 景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。 引用元 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing
ステマ規制前の背景は?
芸能人やSNSでフォロワーが多く影響力のある方が
それらが問題になり大炎上した背景があります。
ただそれらを取り締まる法律もなく、やりたい放題のまま今にいたります。
一番被害を受けた消費者の苦情が溜まりそれが社会問題となり
胡散臭いインフルエンサーや芸能人信じて取り返しのつかない健康被害が出て下手すりゃ一生苦しむ事になる。
ステマ規制早くした方が良いな。 https://t.co/QZ9WX2Sj0H— 悪路マン (@akuroman_88) April 14, 2023
特に美容関係や健康食品といった直接体に触れたり飲んだりする
商品に被害が特に多いようです。
ステマが横行したのはSNSの影響が大きかった!
スマートフォンの爆発的普及で、情報が簡単に調べられる様になり
TV離れがおき、かわりに広告主の予算がSNSに使われたのは事実です。
影響力のある方なら、それだけで宣伝すれば物が売れますが、実際にあまり効果がない
また、企業が販売促進の為金銭で影響力のあるインスタグラマーなどにお金を払い
宣伝していては問題が起きるのは当たり前です。
動画元 ABEMAニュース
もちろん物が良くて、きちんと消費者に広告です!とわかるようにすれば問題ないのですが!
ステマ規制SNSやブログアフィリエイトも要注意!
現状罰則の対象は広告主となっていますがそれらを発信する
2023年10月施行の景品表示法の指定告示(通称ステマ規制)に関するお知らせ
投稿日:
いつもA8.netをご利用いただきありがとうございます。
2023年10月1日施行予定の景表法に関する指定告示について、 A8.netの方針とメディア会員様へのお願い事項についてお知らせいたします。
2023年10月1日より、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」は、 一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある不当な表示として、 景品表示法の規制対象となります(通称:ステマ規制)。
不当表示が確認された場合、事業者(広告主)が措置命令や懲役・罰金の対象となる場合がございます。 また、広告主様の判断によりメディア様との提携を解除させていただく場合がございます。上記規制はアフィリエイト広告を利用する場合も対象となり、 広告を掲載しているサイト・メディア内に、アフィリエイトプログラムを利用していることを 一般消費者が認識できるような表記が必要となります。
引用元 A8.net https://a8pr.jp/2023/08/31/fairlabeling/
こちらはASPで有名な成果報酬型A8.netさんですが今一番多く使われている広告会社です。
他の広告会社でも同じような文面を発表されていて
必ず広告表記をすることです。
現時点で直接刑事罰等になるのは広告主になりますがアフィリエイトする側は
クリック報酬型の広告も今後どうなるか分かりませんが、大量に貼っている場合も今後注意が必要かもしれません
ステマ規制に対応する広告位置の場所の例は?
表示文言の例
説明文言例
アフィリエイト広告を利用しています
本ページはプロモーションが含まれています
A社から商品の提供を受けて投稿しています
など・・・・
表示位置の例
ファーストビューなど
一般消費者が認識できる位置にわかりやすく表示が必要!
引用元画像 A8net https://a8pr.jp/2023/08/31/fairlabeling/
ほんの一例ですが参考にしてみてください!
まとめ
もともと消費者に有益で良い商品を提供できれば問題はなかったのですが、自己の金銭的欲求に押されてしまい、被害が拡大炎上し結果として規制という法律に発展したのは事実です。
ただ今回のステレスマーケティング規制は本来の姿で、消費者にきちんとした商品や情報を届けるのは当たり前のことですね!
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